組織

執行委員長 関戸 克己

1948年(昭和23年)にトヨタ自動車の協力工場として、35名の社員で出発した東海理化は、自動車産業の発展とともにその規模を拡大する中で、1960年(昭和35年)の12月6日に当時の西枇杷島町公民館において、東海理化電機製作所、東海理化販売、宝工業の約1000名の社員によって、一つの労働組合として結成され、以来、歴史を積み重ね今日を迎えることが出来ました。
このことは、上部団体や友好組合、関係団体の皆さまの限りない友情とご支援の賜でもあります。ここに改めてこれまでお世話になった全ての皆さまに、心から敬意を表すると共に感謝申し上げます。
先輩組合の皆さまから見ると、東海理化労働組合は約14年遅れでスタートしました。先行組合の歴史がそうであったように、これまでの歴史の一つひとつには諸先輩の大変な苦労や努力の積み重ねと、粘り強い献身的なとりくみがあったことを忘れてはならないと考えています。外部の皆さんの目から見て、現在の東海理化労働組合になにがしか評価していただく点があるとすれば、それは間違いなく諸先輩から引き継いできたものであり、当労組のDNAとして確実に次代に引き継いでいかねばならないと考えております。
グローバル競争の渦中にある中で「人を大切にする」と「競争に勝ち残る」を両立させることによって、働く仲間の夢と幸せを創造していくことが大切と考えています。
人の力を信じ、最大限に発揮していくといった、人を中心とした考え方を基本に着実にとりくみを進め、何でも相談でき身近で頼りになる組合の実現に向けて活動をしていきます。
21世紀、私たちには乗り越えなくてはならない課題が山積していますが、内外の多くの 仲間の皆さんと力を合わせ、役割と責任を果たしていく所存です。今後も変わらぬ ご厚情とご支援をお願いいたします。